当社で実際に導入しているバイオガスプラント技術をご紹介いたします。

メタン発酵槽

中温湿式発酵
当社では数あるメタン発酵技術の内、「中温湿式」という技術を採用しています。
メタン発酵槽内を38℃~40℃に保ちながら発酵過程を管理し、滞留期間は20日~30日間で運用しています。

 

熱源は発生させたバイオガスを利用
発酵槽の加温用熱源は、発電機の排熱等を利用しています。
冬季期間で熱量が足りないときはバイオガスガスボイラーにより加温することもできます。
 

バイオガスの利活用

電気利用
発電機で電気を作り、施設内での利用や売電が可能です。

 

熱利用
ボイラーで蒸気や温水をつくり、施設内外で熱源として利用ができます。
温泉施設での熱利用例もあります。

 

CNG利用
高濃度メタンを生成し、天然ガス自動車(CNG車)等にも利用できます。

肥料としての活用

液肥利用
発酵後の消化液は固液分離機を経て、液分は農地等に臭気が軽減された液肥として散布ができます。
 

再生敷料利用
固液分離機を経て残った固形分は牛の寝床(再生敷料)として再利用ができます。