狭い場所を有効活用できるコンパクトな排水処理装置
独自の接触材を用いることにより槽内に多様な微生物を保持することができる連続洗浄装置が付いた生物膜処理設備です。
逆洗設備が槽底部でゆっくり回転し、微生物付着による接触材の閉塞を防止することができるため、安定した処理性能を発揮します。
特長
①維持管理が簡単(日常はDO管理でOK)
②活性汚泥法よりも低い消費電力
③据付工事は、短工期設置が可能(鋼板製水槽の場合)
※低温・塩害が考えられる場所は、RC水槽タイプをお薦めします。
用途
①高濃度有機性排水処理
②既存処理設備の能力増強
使用場所
食品工場など
回転児雷也の構造
「回転児雷也」は一般的な生物膜法で生じやすい接触材の閉塞を連続洗浄装置により解消し、多様な微生物を保持することにより高負荷運転(BOD容積負荷を高く設定できる)を可能としたコンパクトな排水処理装置です。
微生物保持量の安定性が高い
一般的な生物膜法では、逆洗操作ごとに槽内で保持している微生物量が大幅に増減します。「回転児雷也」は連続洗浄装置がゆっくりとゾーン逆洗を行いながら運転するため、槽内の微生物量は安定して保持されます。
製品仕様
水槽径 | 1.2~3.8m | |||||||
高さ | 0.5~7.0m | |||||||
動力 | 0.2kW |