本プラントでは高濃度排水の処理に嫌気性処理設備(UASB)を導入し、酸素を必要としない微生物の一種であるメタン生成菌によって、嫌気性条件下でメタン発酵させることにより排水処理をしています。
バイオガスは、主に蒸気ボイラーの燃料として活用され、創り出した蒸気は工場内で利用しています。
酸素を送り込む工程が必要ないため、一般的な排水処理方式に比べ電力使用量を抑えることができます。
処理能力が高く汚泥の発生量も少ないため、UASBによる処理のみで下水放流しています。
施設詳細 |
缶詰工場 |
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施設住所 |
静岡県内 |
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原水性質 |
廃シロップ等高濃度排水 |
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プラント形態 |
嫌気性排水処理設備UASB |
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バイオガス発生量 |
410N㎥/日 |
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稼働年数 |
12年 |
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