独自の螺旋分離機構を用いて確実な沈砂分離・省エネを実現
ジェットポンプ・サンドポンプ等の沈砂の配管移送における分離機に最適です。
独自の螺旋(らせん)分離機構により沈砂の沈殿効率を高めました。この分離槽構造により、搬送スクリューコンベヤの小型化が可能となり、省スペース・省エネルギー・低コストを実現しました。
特長
①確実な分離性能
②省エネルギー化・低コスト化
スリットを通過した沈砂を滞留部で一時貯留することができるため、「投入砂量>スクリュー搬出量」が可能となり、スクリュー径を小型化しました。これにより、電動機出力の低減、コスト削減を実現しました。
③軽量・コンパクト
④サンドポンプの省エネルギー化
従来のサイクロンとの組み合わせにおける必要圧力(0.1MPa)が不要なため、サンドポンプの電動機出力が1ランク程度下がります。
⑤簡易洗浄装置(オプション)による沈砂の洗浄が可能

構造概要


- 沈砂分離部において、流路を螺旋状にすることで、大きな流入水路通過断面積と長い流路長を得ることができ、ショートパスの少ない理想的な沈殿状態を得ることができます。
- 沈殿した粒子は螺旋流路の下部に設けられたスリットから落下し、滞留部に貯留されます。
- 沈砂を回収した後の汚水は、中心からオーバーフローします。
- 停留部に沈降した沈砂は、スクリューコンベヤにより移送されながら水切りを行い、シュート部から排出されます。