集中(ゲリラ)豪雨に対応

近年、全国各地でゲリラ豪雨と呼ばれるピンポイント豪雨が多発しており、水路の急激な水位変動、ゴミの流下により従来の前面降下前面掻揚式や背面降下前面掻揚式除塵機では対応が難しくなりつつあります。 これらの課題を解決するトレススクリーンをご提案いたします。

特長

①集中豪雨・ゲリラ豪雨に対応
前(補助)スクリーンを主スクリーン後部に設置することで、逆転運転が容易な構造になりました。これにより、従来過トルク原因の一つとされている下部の堆積物を突き崩すことで、集中豪雨時等の多量流下にも耐え、運転を継続することが可能です。
 
②し渣のショートパスを防止
下流側に可動式スクリーンを設けることで、従来困難とされていた 主スクリーン下部からのし渣のショートパス防止対策を実現しました。また、これによりレーキは任意の位置で停止できます。
 
③掻き残しの軽減
前(補助)スクリーンを主スクリーン後部に設置したことにより、し渣の掻き残しが少なくなりました。

 

④維持管理性の向上
前(補助)スクリーンを主スクリーン後部に設置したため、スクリーン下部の堆積を低減させました。これにより、通水面積の低下を防ぎ、日常点検やメンテナンスを容易にしています。また、下部スプロケットを廃止し、し渣の絡み付きを解消しました。

 

⑤目詰り防止型スクリーン(目幅75mm未満に適用)
主スクリーンは目詰まりのしにくい構造を採用しています。


 

スイングカム式可動スクリーン・

後部スクリーン部

レーキ部

目詰り防止スクリーン 

        

スクリーン下部

スイングカム方式と従来方式の比較